今回はSEO関連の話です。
先日、交際クラブ・デートクラブの検索結果を見ていたところ、興味深い変化を見つけました。
検索順位1位のウェブサイトの順位が、3位に落ちていたのです。
私は、普段から暇な時には検索結果・順位を見る機会が多いので直ぐに変化に気付きました。
ちなみにそのサイトさんは、『ユニバース倶楽部』様なのですが、
何が変わったのか?それは、「タイトル設定」です。
■”交際クラブ/デートクラブならユニバース倶楽部東京・札幌・仙台 ...”
これが、大幅に文字数が減少しており
■”交際クラブ ユニバース倶楽部”
このようになっておりました。(注:Googleの仕業かもしれません。)
個人的なSEO見解としては、順位下落の要因は、
・キーワードの入れ替え多過
・タイトル文字数の不足
・descriptionの大きな変更
これらのSEO要素の大幅な変更が順位下落の原因だと考えます。
具体的にどこが悪かったかというと、検索クリエを意識しすぎた点でしょう。
「ブログ・比較・口コミ・評判…etc」等の検索結果は十分に効果が見てとれました。
しかし、「会員制・高級・地域」といったブランドや店舗を修飾する文字が失われていました。
これらの意味を伝え・修飾するキーワードがない事は、単語のゆらぎに対応できなくなります。
結果、変更により多くの検索クリエを獲得できたとしても、メインキーワードに対してのSEO要素を失ってしまった気がします。
本来、META要素のキーワードとディスクリプションは殆ど意味はありませんが、
無くても良いということは言えますが、あるならば正しくSEOを意識した設定が好ましいです。
このあたりの理屈や考え方というものに対して、管理者の知識が甘かったのかもしれません。
しかし、さすがの不動の1位サイトだけあって、2日しない内に元の設定に戻っていました。
1位の方がいいに決まってますからね。(私なら1位のサイトはいじりません。)
私から見ても、交際クラブ・デートクラブのSEO対策は非常に難しいです。
今回のようなケースに限らず、変化を持たせる時には少しずつ慎重にやる方が良いような気がします。
東京都を中心に、交際クラブサイトNO.1のSEOエンジニアによるSEO関係のTIPSやテクニック・ポイントを、
少しでも多くの人に分かりやすく伝えることを目的としております。実用的なことから、なるほどと参考になることまで、ボヤきながら解説をしていきます。
ご挨拶
基本的には、交際クラブ関連とSEO関連の記事が大半で半分ずつです。
デートクラブ選び比較のご参考にしていただければ有り難いです。
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2014年9月12日金曜日
2014年9月10日水曜日
canonicalタグの正しい使い方・間違った使い方
皆様は、canonicalタグをご存知でしょうか。
このcanonicalタグは、主にSEOの働きを目的として挿入されることが殆どです。
よくSEO会社を使っている場合、『リンクジュースを移す・流す』などという表現をされます。
「つまり、目的のページのSEOの力を高めることが出来るのでしょう?」
この様な認識をされている方が多いのではないでしょうか?
しかし、実際のところ大きな誤認をされているケースが非常に多いです。
まず、canonicalタグの正しい働き・意味としては、
『ウェブページ著作権の正規化』をすることを目的としたタグです。
同じ内容を含むウェブページが存在すると、後出のページはコピーコンテンツ扱いとなります。
(コピーコンテンツは、Googleアルゴリズム・検索エンジン上でしっかりと判断されてしまいます。)
ほぼ同じ内容のウェブページがある場合、大元の一番初めに出来たページが有利です。
まったく同じ内容と見栄えのページは、後出のサイトがペナルティを受けてしまいます。
(または。真っ白な意味のないページのごとく、評価をされてしまいます。)
元サイトを閉鎖する場合で、ページコンテンツを後出のサイトに移す場合などに非常に有効です。
同じページを丸々使ってペナルティや悪い評価を受けてしまったとします。
そのサイト評価を誤魔化し・打ち消す目的として、『後出ページ→大元ページ』に対してタグを使うとします。
この場合、「ウェブサイトの著作権を移す」という目的には全くそぐわないことになります。
検索エンジンに対して著作権保有者自信が、『私の作成した2つのURLはこちらが大元です。』
と主張することと同義のような状態になるので、ペナルティなどの不具合を取り除くことは出来るでしょう。
しかし、そもそもウェブサイトページのインデックスタイミングによって、ページ評価優劣は明らかなので、
100%同じ内容のページでない限り、この様な対応・使用方法は不適切であると言わざるをえません。
※引用文を使ったブログページなどの場合も、canonicalタグの使用は不要であると言えるでしょう。
トップページにSEOの力を集めたいがばかりに、全てのページからトップページに対してタグを張る場合、
結論から言うと、「まったく意味のない行為」となってしまいます。
簡単に説明すると、サイト内の多くのページでコンテンツ内容が重複してはいないからです。
しっかりとcanonicalタグの意味を考えれば分かりますよね?
※ちなみに、例の対処をすることで、発リンクを生んでいることに近い状態になるかもしれません。
canonicalタグを使用することで、トップページを該当させる働きはありません。
1つのサイト内に、AというトップページとBという下層ページが存在しているとします。
2つのページは、コンテンツ内容の重複は無いものとします。
Aページに対してBページからcanonicalタグで正規化をしても意味はありません。
これは、「canonicalタグの誤った使い方②」で説明した通り、ページ内容に対して意味が無いからです。
片方はトップページA、もう片方は下層ページBとします。
Aページの内容は、「a」「b」という内容です。
Bページの内容は、「b」という内容です。
BページからAページに対してcanonicalタグを働かせる場合、これは正規化が出来ます。
※しかし、BページはAページで補える内容だと判断されればBページのインデックスは削除されてしまいます。
片方はトップページA、もう片方は下層ページBとします。
Aページの内容は、「a」「b」という内容です。
Bページの内容は、「b」「d」という内容です。
BページからAページに対してcanonicalタグを働かせる場合、これは正規化が出来ます。
※BページにはAページが保有していない「d」という内容がある為、Bページのインデックスは削除されません。
(しかし、Bページの評価内容は「d」だけのページと判断されるでしょう。)
ドメインの取り直しやサイトの作り直しの際に間違った評価を移してしまいかねません。
canonicalタグにはリダイレクトを命令する働きはありません。
しかし、一度canonicalタグが張られてしまえば、関連ページとしての紐付けをすることになります。
検索エンジンが同じコンテンツだと判断すれば、自然とリダイレクト内容と同義となってしまいます。
ペナルティもcanonicalタグで遠回しに移るということを覚えておきましょう。
このcanonicalタグは、主にSEOの働きを目的として挿入されることが殆どです。
よくSEO会社を使っている場合、『リンクジュースを移す・流す』などという表現をされます。
「つまり、目的のページのSEOの力を高めることが出来るのでしょう?」
この様な認識をされている方が多いのではないでしょうか?
しかし、実際のところ大きな誤認をされているケースが非常に多いです。
canonicalタグの働き
まず、canonicalタグの正しい働き・意味としては、
『ウェブページ著作権の正規化』をすることを目的としたタグです。
同じ内容を含むウェブページが存在すると、後出のページはコピーコンテンツ扱いとなります。
(コピーコンテンツは、Googleアルゴリズム・検索エンジン上でしっかりと判断されてしまいます。)
ほぼ同じ内容のウェブページがある場合、大元の一番初めに出来たページが有利です。
まったく同じ内容と見栄えのページは、後出のサイトがペナルティを受けてしまいます。
(または。真っ白な意味のないページのごとく、評価をされてしまいます。)
元サイトを閉鎖する場合で、ページコンテンツを後出のサイトに移す場合などに非常に有効です。
canonical(カノニカル)タグの誤った使い方①
サテライトサイトや宣伝サイトを作ったとします。同じページを丸々使ってペナルティや悪い評価を受けてしまったとします。
そのサイト評価を誤魔化し・打ち消す目的として、『後出ページ→大元ページ』に対してタグを使うとします。
この場合、「ウェブサイトの著作権を移す」という目的には全くそぐわないことになります。
検索エンジンに対して著作権保有者自信が、『私の作成した2つのURLはこちらが大元です。』
と主張することと同義のような状態になるので、ペナルティなどの不具合を取り除くことは出来るでしょう。
しかし、そもそもウェブサイトページのインデックスタイミングによって、ページ評価優劣は明らかなので、
100%同じ内容のページでない限り、この様な対応・使用方法は不適切であると言わざるをえません。
※引用文を使ったブログページなどの場合も、canonicalタグの使用は不要であると言えるでしょう。
canonicalタグの誤った使い方②
『リンクジュースを移す・流す』という働きを、『SEOの力を高める・与える』と勘違いするケースがあります。トップページにSEOの力を集めたいがばかりに、全てのページからトップページに対してタグを張る場合、
結論から言うと、「まったく意味のない行為」となってしまいます。
簡単に説明すると、サイト内の多くのページでコンテンツ内容が重複してはいないからです。
しっかりとcanonicalタグの意味を考えれば分かりますよね?
※ちなみに、例の対処をすることで、発リンクを生んでいることに近い状態になるかもしれません。
canonicalタグの誤った使い方③
下層ページが検索結果に該当する場合、canonicalタグを使用することで、トップページを該当させる働きはありません。
1つのサイト内に、AというトップページとBという下層ページが存在しているとします。
2つのページは、コンテンツ内容の重複は無いものとします。
Aページに対してBページからcanonicalタグで正規化をしても意味はありません。
これは、「canonicalタグの誤った使い方②」で説明した通り、ページ内容に対して意味が無いからです。
canonicalタグの正しい使い方①
あるサイト内に、内容の似通ったページが2ページあるとします。片方はトップページA、もう片方は下層ページBとします。
Aページの内容は、「a」「b」という内容です。
Bページの内容は、「b」という内容です。
BページからAページに対してcanonicalタグを働かせる場合、これは正規化が出来ます。
※しかし、BページはAページで補える内容だと判断されればBページのインデックスは削除されてしまいます。
canonicalタグの正しい使い方②
あるサイト内に、内容の似通ったページが2ページあるとします。片方はトップページA、もう片方は下層ページBとします。
Aページの内容は、「a」「b」という内容です。
Bページの内容は、「b」「d」という内容です。
BページからAページに対してcanonicalタグを働かせる場合、これは正規化が出来ます。
※BページにはAページが保有していない「d」という内容がある為、Bページのインデックスは削除されません。
(しかし、Bページの評価内容は「d」だけのページと判断されるでしょう。)
最後に
このように正しい使い方・間違った使い方を熟知しなければ、ドメインの取り直しやサイトの作り直しの際に間違った評価を移してしまいかねません。
canonicalタグにはリダイレクトを命令する働きはありません。
しかし、一度canonicalタグが張られてしまえば、関連ページとしての紐付けをすることになります。
検索エンジンが同じコンテンツだと判断すれば、自然とリダイレクト内容と同義となってしまいます。
ペナルティもcanonicalタグで遠回しに移るということを覚えておきましょう。