サイト構成を変えると順位は下がる

サイト構成を変えると順位が下がります。

これは当然です。

サイトの内部リンクに変化が予想されるからです。


仮にサイト内の全てのページに内部リンクを張り巡らせているとした場合、

例えば、このサイトが5ページで構成されていて、各ページに発リンクがあるとします。

各ページURLからの発リンクは4ページ分です。

ここに1ページを追加するとします。

各ページURLからの発リンクは5ページになります。

ここまでは分かりますよね？


もしも、追加ページのインデックスが遅れてしまい、
既存ページにある追加ページに対してのリンクのみがクロールされていたとすると、

それぞれ、1/4のリンクパワーが、合わせて4/4返ってきていたものが、
それぞれ、1/5のリンクパワーが、合わせて4/5しか返ってこないということになります。

この様な状態が、一時的に起こる為に、サイトの順位は下がるのです。


同サイト内のページであれば、単純にクロール待ちになるでしょう。

理屈としては内部も外部も考え方は一緒です。

しかし、ドメインが違えば、クロール状況も跳ね返ってくる力も違います。

この為、もしも所有サイト同士を相互リンクさせたとしても、
それぞれのサイトの順位が上げるとは限らないのです。

ペナルティを受けたらサイトはほぼ終了

ウェブサイトのペナルティはサイト内部の問題によって起きることは少ないです。

仮に起きたとしても、ページを削除することで問題を回避することが出来ます。

しかし、外部リンクによる問題はペナルティ解除をすることは非常に難しいです。


「ペナルティ解除でサイト管理者が陥る７つの問題」
１：問題のサイトの管理者が対応してくれる可能性が限りなく低い。
２：該当リンクを削除できたとしてもクローラーの判断が曖昧。
３：リンク否認ツールを使っても確実ではない。
４；ガイドライン違反の通知を受けてから全ての対処をしても、復帰まで長期離脱する。
５：１～４の対応を延々と繰り返すことになる。
６：適切な対応知識がなく、手順を理解している担当者が少なく、全てが後手に回る。
７：ドメインの取り直しや別の対応方法や手順の知識が得られない為、解除に固執する。


今の時代、過去のバックリンクを解除することは半永久的に難しいです。

何故ならば、リンクの目的は違えどそのリンク毎の働きは無視できない為です。

放置されているサイトがあったとしても一概に無視・無効というのはできません。

サイトなんて登録時のメールが死んでいれば連絡もつかないし、サイトもログイン出来ないでしょう。

修正してもらうなんていうことは、ほぼ不可能です。

削除後は該当のサイトの管理者に適切な知識がなければクローラーを導くことはできません。

タイムロスが必ず発生します。

否認ツールは効果的なケースが限られます。これこそ知識があってこその対処です。

これらの対処をスムーズに的確に行いつつ、再審査リクエストを行っても、

明日、サイトが元にはもどりません。

結局、原因を探ったりページを追加してみたりと対応が混乱するでしょう。

最終手段のサイト再構築も、以前のものを活かすには知識とテクニックが必要です。

こういった当たり前のことが出来なければ分からなければ、諦めた方が早いです。