テレビアニメは昔からあるが、最近は少し変化してきている。
アニメがどうのというより、売り方の違いだ。
以前はアニメ化というと、コミックでヒットした作品に限っていただろう。
しかし、昨今では広告塔としてのアニメが主流だ。
昔はコミックが売れるからアニメをやり、さらに知名度を上げてグッズなどの派生物を売ることが一般的であった。
最近は、アニメが始めに来るパターンが多い。
アニメから作品の知名度を上げ、後にbluerayなどを売ることをメインにしているからだ。
作品によっては、コミックもその対象になっているだろう。
今でこそ違和感はないが、知名度を上げることを考えた場合、テレビの力の方が圧倒的に大きいということだ。
雑誌離れなどの影響もあるだろうが、ネット社会の今では自然と納得してしまう。
このテレビ主体の売り込みは明白だ。
まず、アニメのCMを見て欲しい。
全てのCMが製作手のスボンサーのもので埋め尽くされている。
グッズや関連商品、同放送局の他番組の宣伝などだ。
つまり、アニメをやること自体が初めから、bluerayを売るために行われている。
だからこそ、映像商品はやたらと高額な値段で売られているのだ。
買いたい奴は必ず見ているし買ってしまう、という理屈なのだ。
売れからこそ、後は作品を選ぶだけという場合もあるかもしれない。
結果、大して知名度のない作品が有名になり、コミックが売れる逆転の展開にもなっているだろう。
近年のネット社会の動向を目ていると稀に面白いことも多々あるものです。
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