皆さんは、自社のウェブサイトの順位を挙げたいと日々考えているはずです。
ここでは交際クラブの話をさせていただきます。
まず第一に、どうしたら順位が上がるのかということを考えてしまうでしょう。
これは当たり前ですが、私は少し違うのではないかと考えています。
初めにしなければならないことは、いかに『ウェブサイトの順位が下がらないようにすることが出来るのか』ということです。
つまり、順位が下がらないようにすることが、結果プラスに働くということです。
理屈はものすごく簡単で単純です。
そもそも、交際クラブサイトの順位が低いとします。
仮に100位前後の順位だとしましょう。
この低い順位の状態には意味があります。
この時点では、検索エンジンに評価をされている結果であるものとします。
その評価は、ウェブサイトの得点のような感じで捉えましょう。
この得点が鍵なのです。
得点は、プラス点が付いているとするならば、『10点満点中で何点がつついているのか』といったイメージをしがちです。
しかし実際のところ、加点ばかりではないというものが真実です。
つまり、『マイナス評価を受けている』のです。
これをプラスの加点評価に変えることができれば良いわけです。
この評価点のギャップの幅を意識してください。
もう、お分かりですよね?
例えば、10点満点中(やや語弊がありますが)でマイナス10点の評価を受けているとします。
修正をして、ブラス10点の評価に変えたとします。
評価項目が10項目あったとして、1項目あたりの評価が3種類だとします。
分かりやすく言えば、『-1点』『0点』『+1点』です。
そうです。評価の持ち点の幅は全体で20段階になるということです。
この1つの項目をマイナス点からプラスに変えると、全体では+2点です。
全10項目でトータルで+20点すれば良いのです。
こういった『評価をプラス点に変えること』にものすごく意味があるのです。
このような考えが理屈であり答えです。
要するに、評価された時の反応においては、非常に重要で意味があるのです。
だからこそ、ページ評価は意識しなければならないのです。
交際クラブであれば、対策規模も狭く、そもそもの順位を上げるという意識より、
『下げない=マイナス点を打ち消す』
『それが結果的には順位向上、上昇に繋がる』
こういう考えが重要なのです。
交際クラブに限ったことではありませんが、会員制などの独自のログインコンテンツがある場合、同業他社とのコンテンツ差をつけることは難しいものなので、
コンテンツクオリティのコントロール"C-QC"をすることが、
コンテンツクオリティアップ"C-QU"となり、
コンテンツクオリティアシュランス"C-QA"となるわけです。
私はこれらを『WebSite Quality Management』(WQM)と呼ばせていただきます。
さて、それでは交際クラブを例にクオリティコントロールするべき箇所を考えてみましょう。
箇所はウェブサイト内のコンテンツです。
「交際クラブとはどのようなものか、その意味」
「交際クラブと類似される業種との違いメリット」
「デートクラブ条例やルールについて」
「実際の利用の手順や流れ案内」
「入会や紹介に関する資格や料金」
「独自性のある店舗コンセプト理念」
「競合店舗との違い」
「企業や関連会社についての公の詳細」
「利用者性別ごとの利用方法の違い」
「ヘルプハウツーやQ&A」
「サンプルページとイメージの伝え方」
「新規会員情報の信憑性と詳細」
「流入やアクセス、ウェブSEO対策の考え方」
「体験談やレビューなどのフィードバック」
「個人情報についての考え方取り組み」
「禁止事項等の独自ルール」
「関連サイトコンテンツの使い方」
「運営時間や連絡先、サポート状況」
このようなコンテンツ項目がWQMの必要項目になるでしょう。
最後に、交際クラブや結婚相談所等の同様の会員制サービスを提供する企業に共通する注意点として、
見えないコンテンツサービスの曖昧さを理由に、「一定のコンテンツを設置しただけでC-QAとして慢心してはいけない」ということが言えるでしょう。
もちろん、ユーザーの目線に立った分かり易いコンテンツを作ることが最も重要なのです。
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